Cat Tail * cinema

モン母が見た映画のご紹介、我が家の猫・フェレットの写真など♪
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メゾン・ド・ヒミコ
メゾン・ド・ヒミコ 特別版 (初回限定生産)
メゾン・ド・ヒミコ 特別版 (初回限定生産)


監督:犬童一心
脚本:渡辺あや
出演:オダギリジョー、柴咲コウ、田中泯、西島秀俊、歌澤寅右衛門、青山吉良、柳澤愼一、井上博一、森山潤久、洋ちゃん、村上大樹、村石千春、高橋昌也 他
公式HP
2005年*日本*131分


レビュー
ある雨の日、塗装会社の事務員として働く吉田沙織のもとへ岸本春彦と名乗る若くて美しい青年が訪ねてくる。彼は沙織が幼い頃に母と沙織を捨てて出て行った父の恋人だった。父は家を出た後、当時有名だった卑弥呼というゲイバーの二代目を継ぎ、店を畳んだ後は神奈川県大浦海岸近くにゲイのための老人ホーム”メゾン・ド・ヒミコ”を創設して館長を務めていた。
春彦から父親が癌で余命いくばくも無い事を聞かされる沙織。頑なに父親を拒否し続けている彼女に、彼は破格の日給と遺産の事をちらつかせながら老人ホームの手伝いに週末だけ行く事を決心させる・・・。

私を迎えに来たのは、
若くして美しい男。
彼は、父の恋人だった。


細野晴臣さんの素敵なサントラはコチラ
メゾン・ド・ヒミコ
メゾン・ド・ヒミコ
内容(「CDジャーナル」データベースより)
話題の映画『メゾン・ド・ヒミコ』の音楽全編を細野晴臣が担当。ただの、サウンドトラック盤ではなく、オダギリジョーのヴォーカル曲やこのアルバムのために細野が書き下ろしたナンバーまで、話題性満載の作品。


「ジョゼと虎と魚たち」の犬堂監督と渡辺あやさんの脚本コンビ第2段ですね。
ようやくこちらでも先週22日から公開だったのですけど、モン基地と二人して風邪でずぅーっと完治せずに映画も我慢していたのですが、ようやく30日に観に行ってきました。
*皆さまも風邪にはお気を付け下さいね。

とても楽しみにしていたのですよ〜♪劇場の入りも良かったですね。
ちょっと前に観た「私の頭の中の消しゴム」ではチョン・ウソン様の演技にウルッとなったものの泣きはしなかったのですが、この映画では泣きました(笑)

可笑しくて、辛辣で、哀しくて、でもじわじわと優しさがにじみ出てくるような素敵な映画でした。
メゾン・ド・ヒミコ

本当に、キャストがとても良かった!
今回は美しい容姿をわざとメイクでちょっと野暮ったくした柴崎コウちゃん、背筋がピンと伸びて白いシャツ姿もまぶしい(色っぽい♪)オダジョー、そして、ただそこに居るだけで凄い存在感の田中泯さん。空気違いましたよ。
ホームに集うゲイを演じた方々(俳優さんじゃない方もいらっしゃいますが)や西島さん演じる細川専務、その他脇役の方々が本当にそれぞれきっちりと演じてらっしゃって素晴らしかったです。

少し前に犬堂監督とおすぎさんのトークを見たんですけど、おすぎさん曰く「私達から見たら、絶対にありえない話なのね」との事。
確かにそうかもしれないけれど、そういう枠を越えたありのままの人間の愚かで哀しくて、けれどとても美しい部分をしっかりと捉えた物語だと思うのですね。

この映画のプロデューサーでもある久保田修氏が「この映画に描かれているのは”壁”であり”限界”なのだと思います。」と仰ってましたが、沙織や春彦、卑弥呼(照雄)や沙織の母、他の住人達が乗り越えられない”壁”を目の当りにし、苦悩し、それでも越えられない事実を何とか受け入れようとしている人間らしい姿を実に美しい映像と音楽で見せてくれたと思います。
ちょっとネタバレになりますが・・・・・

卑弥呼が沙織に言った「あなたのこと・・好きよ。」この言葉、すごい愛が溢れていて素敵でした。美しいシーンでしたね。
自分の想いを貫いて生きる人生。でもその為には誰かを傷つけてしまう事がある。
想いを上手く伝えられなくて、理解してもらえなくて壊れてしまう事もあるし。
これは誰にでも起こりうる事ですよね。
ずっと一人だったと呟いた沙織、彼女の知らなかった母親の事、愛情と欲望との葛藤で苦しむ春彦、あれほど毛嫌いしていたメゾン・ド・ヒミコの住人達にいつしか心囚われてしまった淳也少年・・本当に彼らを見ていると心が切なくて愛しい気持ちになってしまうのですね。

あとはもう、調度品とか小物が素敵でした!
あのメゾン・ド・ヒミコの建物も雰囲気あってすごく良かったし。
モン基地かなりコーフンしてました(笑)ルビイの持っていた小物とかがすっごく可愛くて、映画終わってからもずーっと「あれ可愛かったねー。欲しい〜」と言ってましたよ。その辺もよくご覧になると楽しめるかなと思います。
| モン基地の母 | 映画(ま行) | comments(6) | trackbacks(3) |
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みつこ (2005/11/09 11:27 PM)
こんにちは。TBさせていただきました。
桃源郷のようなメゾン・ド・ヒミコ、その明るさが刹那的ではかなくて・・・・
また映画の余韻がよみがえってきました。
モン基地の母 (2005/11/09 11:41 PM)
☆ みつこさん
初めまして。コメント&TB有難うございます♪
本当にあの明るさと裏腹な刹那的で脆い感じが何とも哀しかったですね。
でも、すごく優しくて心が温かくなれる映画でした♪
るるる@fab (2005/11/25 7:18 PM)
私もね、何だか観ていてあり得ない家なんだろうなぁ、ここって・・・と思いながら観ていました。誰かが仰ってましたが、一種のファンタジーなんでしょうね。
これはたまたまゲイという事でくくってますが、男でも女でも人種でも・・・どんな事にでも置き換えられる話で、私は1人の女の子が成長してゆく話として面白く観ました。
モン基地の母 (2005/11/26 9:57 PM)
☆ るるるさん
コメント&TB有難うございます。
ほんと、あの場所だけ異空間みたいで。一種のファンタジーですよね。
そうそう、これは誰にでも置き換えられる話だし、ありのままの自分を受け入れて、苦悩しながらも成長していく姿は共感できて良かったです。
pico (2006/08/15 1:21 AM)
こんばんは〜♪
劇場でごらんになられたのですね。
うらやまし〜い。
私は、やっとDVDをみて、モン母さまのレビューがみれます!
思った以上に良質な映画でした。

レンタルDVDには、コメンタリー本編がついてて、(犬童さんとAPの方と撮影の方が、本編みながら喋ってます)コメンタリーと本編と両方、みてしまいました。
おもしろかったです。
初回限定DVDには、特典がいっぱいついているようなので、買ってしまいそうです!
モン基地の母 (2006/08/15 1:37 AM)
☆ picoちゃん
こんばんは☆
そうそう、これはずっと楽しみにしていた作品だったので劇場で観たのですが、当時は風邪っぴきだったんですね(笑)

良い作品でしたよねー。
そっか、DVDにはイロイロ特典というものがあるのですよね。
劇場で観たきりなので今度DVDでも見てみようかな・・その前に買いそうですね(笑)









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