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ひまわり
ひまわり


監督:行定 勲
出演:袴田吉彦、麻生久美子、河村彩 他
2000年*日本*121分


レビュー
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ひとりの女性(麻生久美子)が海難事故で行方不明になり、遺体があがらないまま葬式が行われていく。そして、その場に集まった小学校時代の同級生や恋人などさまざまな若者たちが、次々と彼女との思い出を回想していくのだが…。
それぞれのキャラクターの記憶から、はじめ不確かだったひとりの女性の真実の姿が次第に紡ぎ出されていくという、ノスタルジックだが決してそこに溺れてはいない青春群像劇の佳作。そのみずみずしくもリリカルな語り口と、現代日本映画界若手個性派俳優たちの競演が見事にマッチ。

今月は地元出身監督応援月間!です(笑)行定監督作品その1。
そう、紀里谷監督同様、行定勲監督も熊本出身で近所の高校へ通ってらっしゃったのですね。もしかしたら、すれ違っていたのかもしれません(笑)
この「ひまわり」は監督の2作目で初公開映画になりますが、さすがは岩井組。
「ラブレター」の流れを受け継ぎそのままのテンションで撮られたこの作品も、清々しさと甘酸っぱい回想録で綴られた映像と、所々出てくるユーモア溢れるシーンなど、行定ワールドに引き込まれていくって感じでした。
とにかく、最初のタイトルが出るシーンが良かった!
太陽に反射する白いシャツ、運動場に真直ぐ引かれる白い線、授業中の手紙。
どれもが、本当に懐かしく自身の思い出とオーバーラップしてしまう。
「光」の使い方がとても印象的でした。

輝明(袴田吉彦)を中心に話が進んでいくのだけど、他の出演者達がとにかく個性豊かで面白かったです。
亡くなった朋美(麻生久美子)の思い出を語る内に、小学校の頃の出来事を少しずつ思い出していく輝明達は、その頃の純粋な気持ち・初恋を思い起こし、新たにこれからの人生を見直していく過程が良かった。

そして、この映画にはとんでもない、監督のイタズラが仕掛けてあるのです。
多分、イタズラでしょう。本当だったら、全然違う映画じゃん!って感じ(笑)
それは、2回観なければ分らないのですね。1回で分った人はすばらしい!
「コピーキャット」とかと同じですね。(これは、イタズラじゃないけど)
劇場で1回しか観なかったら絶対に分らない?この点、DVDとかだといいですね。


*追記
以下、隠れた部分は映画をご覧になられた方のみ読んで頂けたらと思います。

2004年10月22日に行なわれた
くまもとフィルムコミッションフォーラム供Ψ本の中心で、行定がさけぶ!
この会場で行定監督とほんの少しお話するチャンスがあって、上記の気になっていたところを質問してみたら「ニュースの死亡者リストに彼ら(輝明以外)の名前を入れるというのは助監督と話し合って決めたんだけどイタズラでもあるし、僕の願いでもあるんです」と仰ってました。
もしかしたら、彼らはあのまま船の転覆で「死んで」いたかもしれない。でも「生きて」いるんですね。
朋美は(潔く)死んでしまったけれど、残された彼らにはこれから続く日常「現実」があるわけです。ま、死する者への尊厳。残された者の試練というか。
何気ない日常生活というもの程、本当はかけがえの無い大切なものなのですけどね。
朋美が沈んでいくシーンはカットされたそうですが、見てみたかったです。

上記エントリーにも書いますが、監督と思いがけずお話できた。という事で舞い上がって、いろいろ説明して下さったのに・・・よく覚えてないんです(爆)
すみません〜(滝汗)←結局役立たず・・・
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