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ナイロビの蜂
ナイロビの蜂
ナイロビの蜂


原作:ジョン・ル・カレ「ナイロビの蜂」
監督:フェルナンド・メイレレス
出演:レイフ・ファインズ、レイチェル・ワイズ、ユベール・クンデ、ビル・ナイ
ダニー・ヒューストン、ピート・ポスルスウェイト 他
公式HP
2005年*イギリス*128分


レビュー
英国外務省一等書記官のジャスティンはアフリカ・ナイロビの空港で妻テッサと黒人医師アーノルドを見送った。二人はスラムの医療施設改善の為に調査に行ったのだが、数日後ジャスティンのもとにテッサの死が伝えられる。それまで精力的にアフリカで救援活動を続ける妻テッサの行動が彼の立場に悪影響を及ぼすと忠告を受けようとも深く立ち入らず静かに見守っていたのだが、テッサの事件に不審なものを感じた彼は自ら事件の調査に乗り出すのだったが・・・

地の果てで、
やっと君に帰る。


ジョン・ル・カレの原作はコチラ
ナイロビの蜂〈上〉  ナイロビの蜂〈下〉

原作は未読なのですが、この作品はかなり期待していてようやく17日のレディースデーにモン基地とシネプレックスに観に行ってきました。

今年の3月アカデミー賞授賞式のレッドカーペットに現れたシックな黒いドレス姿のレイチェル・ワイズの(これから母になろうという輝きと共に)知的な美しさがまだ目に焼きついてますが、見事にアカデミー賞助演女優賞を受賞されましたね。
レイチェル・ワイズは「スターリングラード」や「コンスタンティン」が印象に残ってますが、この作品では深い愛情と自らの命を犠牲にしてまでも真実を追い求める強い信念を持ち、正義を貫こうとする「テッサ」のイメージが知的な彼女にピッタリで素晴らしかったです!
ドキュメンタリータッチの映像、色彩、ソウルフルな音楽と壮大で神々しい程の美しいアフリカの風景、また対極に貧困に喘ぐスラム街に響く子供たちの声と無垢な瞳。
メイレレス監督の捉えた「アフリカ」に釘付けになってしまいました。

温厚で庭いじりが趣味のジャスティンが愛する妻・テッサの死をきっかけに、それまで触れる事の無かった彼女の違う一面と彼女が追っていた陰謀に近づくにつれ彼にも及ぶ不穏な影と明らかになってくる真実。
これら一連のストーリー展開を時間軸を交錯させて見せる構成が見事。
重厚な社会派サスペンスでありながら、壮大なるアフリカの如く美しく深い愛に溢れたラブストーリーなのですよね。

小型飛行機にジャスティンが原住民の子を乗せようとして操縦士と言い合いになるシーンがあるのですが、前半でこれとリンクするようなテッサとの会話が出てくるのですね。真相に近づくと共にテッサが見たもの、見ようとしたものを彼も自分の目を通して見て深く心の中で受け止め、結婚当初の頃とはまた違う視点で少しずつ確実にテッサの元に近づいていく過程に心打たれました。
あの飛行機のシーンは「ホテル・ルワンダ」のワンシーンを思い出して思わず唇を噛んでしまいました。メイレレス監督は音楽の使い方も上手い!
*ちなみに、飛行機から食料が落とされるシーンは実際のWFP-国連世界食料計画の活動を撮影したものだそう。

とにかく使われている音楽が映像とよくマッチして素晴らしかったです。
サウンドトラックはコチラ
「ナイロビの蜂」オリジナル・サウンドトラック
「ナイロビの蜂」オリジナル・サウンドトラック

もしかしたら現在もどこかで行なわれているかもしれない巨大企業と政府との癒着。私達は知らず知らずの内にこうして切り捨てられている名も無き人々の犠牲の上に立って平然と暮しているのかもしれない。この作品を通して考えさせられる事も多かったです。
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pico (2006/06/02 12:23 AM)
やっと、こちらを拝見することができます!
今日、みてきましたよ〜。
感動しました。
モン母さまのよみどおり、私好みの作品でした。
ダヴィンチコードもみてきたのですが・・・あちらの方は、笑いました。^^*

そうそう!私もホテルルワンダを思い出してました。
エンドロールが流れている時に、むげもなく亡くなっていく命のことを思ったら、涙が止まらなくなって大変でした。
モン基地の母 (2006/06/02 10:40 AM)
☆ picoちゃん
おはようございます!

ご覧になられたのですねー♪
感動しましたよねー。
エンドロール流れても、涙ポロポロでしたよねー。
あの、病院で他の子にお乳飲ませてるシーン、グッ!ときましたよね?
飛行機で去るシーンとか、美しいアフリカの風景とか、子供たちの瞳とか。心に残るシーンが多かったです。

ダ・ヴィンチコード・・・私はルーブル始めとして、舞台となった所は行った事が無かったので、視覚的に小説の世界をほんのちょっと楽しんだ。という事で(苦笑)
(2006/06/06 1:25 PM)
TB&コメント、ありがとうございます!

実にいい映画でした。
(泣いたからいい、というわけではないですけど、)恥ずかしながら、エンドロール終わった後、立てないほど泣いちゃいましたよ〜。
劇場であそこまで泣いたのは始めてかもしれません。(笑
「シティ・オブ・ゴッド」といい、メイレレス監督の才能には感嘆します。次回作も楽しみですね。
モン基地の母 (2006/06/06 3:32 PM)
☆ 松さん
こんにちは★
早速のTBとコメントこちらこそ有難うございます♪

もう、場内が明るくなる前に涙拭かなきゃ!とか余韻に浸りながらも焦ったりしてましたよ(笑)
なんていうか、彼らの深い愛に心打たれましたよね。
「シティ・オブ・ゴッド」も(衝撃的ではあったけど)素晴らしかったし、メイレレス監督って見せ方が上手いです。
ほんっと、次回作が楽しみ!









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『ナイロビの蜂』
地の果てで、やっと君に帰る。 ■監督 フェルナンド・メイレレス■脚本 ジェフリー・ケイン■原作 ジョン・ル・カレ(「ナイロビの蜂」)■キャスト レイフ・ファインズ、レイチェル・ワイズ、ダニー・ヒューストン、ピート・ポスルスウェイト、ユベール・クンデ□
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ナイロビの蜂
ナイロビの蜂 2005英/ギャガ/128分 地の果てで、やっと君に帰る。 ●監督:フェルナンド・メイレレス ●原作:ジョン・ル・カレ ●脚本:ジェフリー・ケイン ●出演:レイフ・ファインズ レイチェル・ワイズ ダニー・ヒューストン アフリカを舞台に、製薬会社と
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