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モン母が見た映画のご紹介、我が家の猫・フェレットの写真など♪
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虹の女神 Rainbow Song
虹の女神 Rainbow Song
虹の女神 Rainbow Song
市原隼人


原作・脚本:桜井亜美、網野酸、斎藤美如
監督:熊澤尚人
プロデュース:岩井俊二
出演:市原隼人、上野樹里、蒼井優、酒井若菜、相田翔子、小日向文世
佐々木蔵之介、鈴木亜美、尾上寛之、田中圭、田島令子 他
主題歌:種ともこ 『The Rainbow Song 〜虹の女神〜』
公式HP
2006年*日本*118分


レビュー
大学時代の友人・佐藤あおいの紹介で小さな映像会社で働く岸田智也はある日、彼女が飛行機事故によってアメリカで命を落としたことを知る。大学時代、あおいの友人に片思いをしていた智也はあおいに声をかけ恋のキューピッド役をお願いしたのだが、あっけなく失恋。その後、あおいの監督する映画の主演俳優として無理やり出演させられることになって・・・

近くにいたのに。

桜井亜美さんの原作本はコチラ
虹の女神―Rainbow Song
虹の女神―Rainbow Song

サントラはコチラ
虹の女神 Rainbow Song(初回生産限定盤)(DVD付)
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岩井俊二監督が本格的なプロデュース業に挑んだ「切ない青春(ラブ)ストーリー」という事でずっと公開を楽しみにしいたのですが、ようやく15日のレディースデーに観に行く事ができました。
久しぶりに号泣しましたよ〜(笑)期待していた以上の作品でした。
まず桜井亜美さんと網野酸こと岩井俊二監督の原案・脚本が良かったですね。
桜井さんの本っていうと数冊しか読んでいませんが、過激な性描写、綺麗な少年・少女のピュアな部分と奥深くにある心の闇、あと蜷川実花さんの少女写真というイメージがあるのですが(笑)
あの「イノセントワールド」も映画化されていたと、こちらのレビューを書く時に初めて知った次第で(笑)再びビックリしましたけど随分小説とは違うみたいですね。
この小説を読んだ時、桜井さんって凄く聡明な女性なんだな。と思った記憶があります。

とにかく、撮り方が細部に渡って丁寧ですごく綺麗!撮影が良かった♪
光の捉え方もすっごく良かったし独特の映像美は熊澤尚人監督作品ながら岩井テイスト満載!って感じでした。
撮影が角田真一さん(「花とアリス」)という事で納得。(もうお一方は藤井昌之さんという事で熊澤監督の「ニコライからの手紙」撮影をなさったそうですが、コチラで劇場公開が無くて未見なんです。)
この質感というのはやっぱり劇場のスクリーンでしか味わえないなと♪
時にカメラがあおいの目線になって、智也の後ろ姿を捉え(首筋あたり)肩をポンと押すシーンとか、雨上がりの空に浮かび上がった虹を見上げる二人から、そのまま彼らの足元に視線を移し道にできた水溜りに映った虹を見せる所とか、あげたらキリが無いですけど本当に心に残るシーンが多かったですね。

そして見事なまでに築き上げられた物語に上野樹里ちゃんと市原隼人君の素晴らしい演技が深みを与えて完璧にしているんですね。
本当に「ひぇ〜っ!何ておバカなのよっ!」と突っ込み入れたくなる程、ちょっと(かなり?)鈍感で自分の想いをストレートに言えぬ智也を演じた市原君も非常にリアルで良かったし、彼以上に上野樹里ちゃんのナチュラルな演技は素晴らしかったです。
重要な役どころである彼女の妹役・蒼井優ちゃんも然り。
勿論、脇を固めてる俳優陣も良かったです。特に、佐々木蔵之介さんと尾上寛之君があおいのカメラを手にして盛り上がってるところとか面白かったですね〜いかにも学生時代映研に所属していたオタクって感じで♪
尾上君も含め、若いけどしっかりした演技力がある彼らを見てるとこれからの日本映画もますます楽しみになってきちゃいます(笑)

「喪失」を扱ったテーマというのは珍しくもないけれど、丁寧に糸を紡ぐように織り込まれた智也とあおいの想いが一瞬の輝きを放ち消えてしまう虹のように儚くて美しく、終盤からはもう心揺さぶられて号泣でした。
公式HPには読み応えあるコンテンツがたくさんあるので、是非ご覧になられては如何でしょうか。
| モン基地の母 | 映画(な行) | comments(2) | trackbacks(2) |
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pico (2006/11/21 2:53 PM)
いいな〜貸切で・・(いやちがう・・笑)

えへへ。
今度は、TBできましたー!
どうしてできなかったのかしら。。

桜井亜美さんは、短編しか読んだことないんですよ。
何だか、はいりこみすぎているというか、
形にとらわれすぎ?なような脆弱な感じであわない。
って思ってたんですけど、こちらはよかったですね〜。
言葉にすると何てことないストーリーなんだけど、
まさに映画でしか表現しえない世界がすばらしかったですよね。
モン基地の母 (2006/11/21 11:09 PM)
☆ picoちゃん
はは。ほんっとあの広さに6人ですから貸切状態と同じですねー。
お陰で思いっきり泣けました(笑)

桜井さんの小説は前に同僚から借りたり、モン基地が何冊か買っていたのを読んだんですね。←結局自分で買ってない
彼女、ペドロ・アルモドバル監督作品がお好きみたいですよ(笑)
この作品は本当に良かったですね。
本の行間を表現しているかのような丁寧な映像で素晴らしかったです。

*TBはトラックバック元に記事へのリンクがないものを拒否する設定にしてたからかな?でもそうでない方もTBできてたからそのまましていたんですが、後から設定を外したんです。
そうしたら、いきなり変なTBが・・(汗)う〜〜









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真・映画日記『虹の女神』
11月9日(木) この日も昼間はごく普通。 仕事量、やや少なめ。 終わりなき日常、 というやつにちょっくら頭をかかえる。 脱出したいけど、 現実にいきなりの突風なんていうのもあるわけだから、 変わらない日常を有り難く思う。 さらには毎日映画を見れる
| CHEAP THRILL | 2006/11/20 7:40 PM |
虹の女神 Rainbow Song
虹の女神 Rainbow Song(公式HP) (公式blog) 2006/東宝/117分 ●監督:熊澤尚人 ●案・脚本:桜井亜美 ●制作:岩井俊二ほか ●脚本:桜井亜美、斎藤美如、網野酸 ●音楽:山下宏明 ●歌  :種ともこ ●出演:市原隼人 上野樹里 蒼井優 酒井若菜 鈴木亜美
| おかぼれもん。 | 2006/11/21 2:45 PM |