Cat Tail * cinema

モン母が見た映画のご紹介、我が家の猫・フェレットの写真など♪
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エコール
エコール
エコール
ゾエ・オークレール


原作:フランク・ヴェデキント 『ミネ・ハハ』
監督:ルシール・アザリロヴィック
出演:ゾエ・オークレール、ベランジェール・オーブルージュ、リア・ブライダロリ、マリオン・コティヤール、エレーヌ・ドゥ・フジュロール 他
公式HP
2004年*ベルギー・フランス*121分*PG12


レビュー
深い森の中、高い塀で外界を遮断された秘密の学校(エコール)。そこにはどこからか眠らされたまま棺で運び込まれた6歳から12歳までの少女達が暮らしていた。大人と言えば世話をする老婆達と2人の女性教師だけ。男性のいない完璧な少女達の世界で彼女達は自然の生態やダンスを学んでいた。春がきてまた6歳になる少女イリスが連れてこられ、最年長のビアンカにはまもなく別れの時が訪れる・・。

大人に孵化する前の、純粋無垢(イノセント)な少女たちの世界へ、ようこそ

サントラはコチラ
エコール サウンドトラック
エコール サウンドトラック
レオシュ・ヤナーチェク 他

もう去年からずぅーっとモン基地が楽しみにしていた作品。
コチラでは13日から劇場公開が始まったのですが、モン基地は丁度テスト期間中だったので一足早く私だけ17日のレディースデーに観に行ってきました。
かなり観客も多くてビックリ〜
1週間しか上映が無くて、モン基地は最終日の19日にお友達と行ってきました。
*金曜日はペア割引があるので
暗く長い冒頭の水中を潜り抜けるシーン、不穏な雰囲気の漂う湿った建物の地下通路。
運び込まれる棺。そしてどこからともなく現れ棺に集まる少女達の細い足。
深い緑と木々から漏れる光。その中で映える少女達のイノセンス――純真無垢――を表しているような純白の制服。纏っている体は少女独特の柔らかさと細っそりとして脆く、危うい美しさ。
ルシール・アザリロヴィック監督の中編作品「ミミ」の方は未見なのですが、初の長編となるフランク・ヴェデキントの「ミネ・ハハ」を基にして撮られたこの作品、少女独特の純真さとエロティシズムを女性監督ならではの視線で捉え、美しく繊細な映像でスクリーンいっぱいに2時間、異次元の不思議な世界に迷い込んだ感じでした。

新しく仲間になったイリスは「おやっ?」想像に反して東洋系の容姿で、あえて「美少女」に拘らず個性的な少女達(いや、みんな可愛らしかったですよ♪)を起用してリアリティを出し、低く地の底から唸るような音と暗い地下道・美しい森、水の中の少女達、バレエの軽やかな音楽、蝶の孵化とそれを見つめる(大人に孵化する前の)少女達など・・様々な映像の対比でそれぞれを際立たせ、少女達の世界でありながらガーリーな甘さは全く無く、むしろちょっと怖い位の雰囲気をかもし出す一味違った演出は見事でした。

少女達はどこから連れてこられるのか?そしてどこへ連れて行かれるのか?
それは「開放」なのか、それとも「追放」なのか・・全てが謎に包まれているこの物語には明確な結末というのが用意されてないのですね。
「この作品は感覚で観て味わって欲しい」
監督が仰るように、観終わった後で観客それぞれの判断に委ねる形を取ってあるのでそういうのがダメな方には向かない作品なのだと思います。
ラストの噴水に手をかざすビアンカのなんとも言われぬエロティシズムを漂わせている表情が印象的。

お洋服はアニエス・ベーの「エコールライン」。作品を観てインスピレーションを受け、製作したのだそうです。これに合わせ「ロリータライン」(小中学生の少女をイメージしたライン)も復活するとの事。
コチラのDollybird vol.8に特集記事が掲載されています。
この写真では分かりませんが、半透明のカバーがかけてあってとても綺麗♪
Dollybird vol.8

これはモン基地のDollybirdをちょっと拝借。特集記事の一部。

*Dollybird vol.8より

『エコール』の世界を創作人形作家である陽月氏作の球体関節人形「エコールドール」の写真集はコチラ。上の写真でもお分かりになるように、とにかくお人形が素敵!
何でも監督からのオファーによるものだそうです。
お洋服は7体分アニエス・ベーが全て製作されたそうですが、陽月氏はなんと靴まで全部手作りしたのだそう。すっごい!
Ecole(エコール)―Les poup´ees d’Hizuki dans l’Ecole
Ecole(エコール)―Les poup´ees d’Hizuki dans l’Ecole
吉田 良,アニエスベー,陽月
内容(「BOOK」データベースより)
映画『Ecole』に登場する少女たち7人を、人形作家・陽月がビスクドールによって制作。写真家・吉田良とともに、オリジナルの要素を導入した物語が紡ぎ出された。衣裳はアニエスベーが制作。閉ざされた森に棲む少女たちのイノセンスとエロスが揺らめく、秘密の物語が幕を上げる。エコール人形写真集。

陽月氏の師匠でもある吉田 良氏がお写真担当。
お人形怖い〜って方にはオススメできませんが(笑)
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