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墨攻
墨攻
墨攻
アンディ・ラウ


原作(小説):酒見賢一 『墨攻』
原作コミック:森秀樹
監督・脚本:ジェイコブ・チャン
出演:アンディ・ラウ、アン・ソンギ、ワン・チーウェン、ファン・ビンビン、ウー・チーロン、チェ・シウォン 他
公式HP
2006年*中国・日本・香港・韓国*133分


レビュー
紀元前370年頃。戦乱の中国において攻撃せずに守り抜く“非攻”を信念の一つとする集団“墨家”がいた。大国・趙(ちょう)が送り込んだ猛将・巷淹中(こうえんちゅう)率いる10万の大軍を前に、わずか4千人の梁城は落城寸前の危機に瀕しており梁王(りょうおう)は墨家に援軍を求めたが、やって来たのは粗末な身なりの革離(かくり)ただ1人。しかし彼は天才戦術家。絶対的に不利な状況の中、果たして革離はたった一人で城と民を守り抜く事ができるのか・・

10万の敵に
たった1人で挑む。


メイキングはコチラ
The Making of 墨攻
The Making of 墨攻

原作コミックはコチラ(1)〜
墨攻 (1)
墨攻 (1)
酒見 賢一,久保田 千太郎,森 秀樹

シネプレックス熊本のペア招待試写会が2枚当たったのでモン基地と今回は両親も誘い4人で30日に観に行ってきました。
コミックの方は知らなかったのですが、予告を観て面白そうだったので観ようかと思っていただけにラッキー♪
ちなみに、父は子供の頃観て以来(結局初めて?)の劇場鑑賞(爆)
原作コミックは読んだ事が無かったし中国の歴史にもかなり疎い私ですが、シンプルで分かり易い内容となっていて133分という長さも全く気にならずに充分楽しむ事が出来ました。
両親も「面白かった!」としきりに観終わった後言ってましたし(笑)

ぼく‐しゅ【墨守】
《中国で思想家の墨子が、宋の城を楚(そ)の攻撃から九度にわたって守ったという「墨子」公輸の故事から》自己の習慣や主張などを、かたく守って変えないこと。
*Yahoo!辞書より抜粋

この作品で初めて墨子なる人物と彼が創設した思想家集団「墨家」なる存在を知りました。(詳しくは公式HPに掲載されておりますのでそちらをご覧下さい)
墨守という(彼らの思想概念)言葉は奏の時代に彼らが忽然と姿を消してからも以後2000年もの長きに渡って引き継がれ、今もなお辞書に残されているのですね。
この作品をより理解できるように墨家について公式HPの記述を読んでおくとよいかも。

ただ1人、梁城にやってきた革離。初っ端から(予告でもありますが)太陽を背にし、(細工を施した)弓を放つシーンから引き込まれていきました。
革離の様々な工夫を凝らした戦略も興味深かったし、スケールも大きくてかなり見応えがありました。
革離役のアンディ・ラウ良かったですね〜♪感情表現の少ない墨者を表情や仕草で上手く表現していたと思います。さすがです。
梁王役のワン・チーウェンもあの何とも憎ったらしい表情が良かったし(笑)
巷淹中役のアン・ソンギもさすがの演技力で存在感ありました。韓国で好きな男優さんの1人です。
墨子の説いた「墨家十論」の中で非戦論「兼愛」博愛主義と「非攻」侵略と併合を罪とする考え方は現代にも大いに通用する思想ではありますが、城を敵から守ること―しかしそれは攻めてくる敵の兵をいかに多く失わせ、撃退するか。という事になる訳で、屍の山を見る革離の苦悩も良く描かれていましたね。

終盤での革離と巷淹中のやりとりもキャストの上手さもあって良かったです。
「墨守」、そしてタイトルにもなってる「墨攻」が効いてるシーンですね。
アクションシーンだけではなく、後半へ向けて様々な人間模様が描かれている点も(ネタバレになるのであまり書けませんが・・)原作ファンには物足りなさもあったかと思いますが、映画としては充分伝わったし良かったのではないかなと。
逸悦を演じたファン・ビンビンも可愛らしかったです。あの細さで剣を振りかざし敵と戦う姿はちょっと無理があるような気もしましたが(苦笑)
果たして彼女は必要だったのか?と思いましたけど・・革離の感情を引き出す役割としての彼女の存在はむさ苦しい男子ばかりの中で視覚的にも良かったと思います(笑)
所々、突っ込み所はありましたけど、そんな事は気にならない面白さでした。

あのエンディングも実にリアルで私は良かったなと思いました。
失意の中で希望という意味での子供達の手を引くアンディ・ラウの姿がまた良いんですよね〜
戦乱の世において、墨家なる思想集団が存在したという事。
しかし、今も尚止まない紛争。劇中に描かれている物語は現代に通じるものがあり、セリフの一つ一つにも考えさせられる事が多かったです。

壮大なスケールでこれは是非とも劇場のスクリーンで観て欲しい作品。
| モン基地の母 | 映画(は行) | comments(2) | trackbacks(1) |
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月の風 (2007/02/06 1:49 AM)
先日観てきました。
今回のアンディ・ラウはホントに良かった。墨家の思想故に生ずる己との葛藤、守りたい者を守れなかった悲壮感が何とも言い難いくらいによく出てました。最後のエンディングで救われた感じです。
アン・ソンギは予告を観たときから凄いなと思ってました。もう、期待以上。言葉(発音)も良くマスターしたなって思います。
何か、梁王派は別として、みんなを応援したくなる映画でした。
モン基地の母 (2007/02/06 9:22 AM)
☆ 月の風さん
ご覧になられたのですねー。
アンディ・ラウはまり役でしたね。良かったです。
革離を超人的な描き方ではなく、あくまでもリアルに描かれていた点も好感持てましたし。
アン・ソンギもさすがでしたよね!何気に観てましたが、言葉も大変だったんですよね〜全く違和感なくて改めて凄い〜って思います。









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満足!映画『墨攻』試写会
うむ,期待どおり!見応えのある映画でした。
| D.D.のたわごと | 2007/02/01 2:29 AM |