Cat Tail * cinema

モン母が見た映画のご紹介、我が家の猫・フェレットの写真など♪
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ルナシー
ヤン・シュヴァンクマイエル「ルナシー」
ヤン・シュヴァンクマイエル「ルナシー」


原案・脚本・監督:ヤン・シュヴァンクマイエル
出演:パヴェル・リシュカ、ヤン・トジースカ、アンナ・ガイスレロヴァー、ヤロスラフ・ドゥシェク 他
公式HP
2005年*チェコ*123分*R-15


レビュー
精神病院で母親を亡くし悪夢にうなされるベルロは無意識のまま大暴れして部屋を滅茶苦茶にするが、偶然同じ宿に居合わせた侯爵に助けてもらい彼の城へと招待される。そこでは完全な自由主義を唱える侯爵による禁断の儀式が繰り広げられていた。やがて侯爵は、ベルロに自分と同じセラピーを受けさせようと提案し彼の通う精神病院へと連れて行く。

あなたに本当の自由を見る覚悟はあるだろうか

うーん・・あんまり覚悟は無かったのですが(爆)
モン基地が大好き!なヤン・シュヴァンクマイエル監督の、ずぅーっと公開を楽しみにしていた最新作であるこの作品がようやくコチラでも24日からの公開(でも1週間しか上映が無いんですけどね 笑)
それまでCSのチャンネルで放送された『アリス』『悦楽共犯者』等やDVD鑑賞の『オテサーネク』と、TVの画面でしか観た事が無かったので「映画館で観れる!」と大はしゃぎのモン基地に急かされて28日のレディースデーにDenkikanに観に行ってきました。
オープニングでは監督自らが「この作品はホラーです。この作品に芸術性を求めてはいけない。」と仰ってましたけど、相変わらず非常に独特の世界観をかもし出してましたね。
ただ、やはり宗教の話になってくると今ひとつピンとこないのですけどあの「精神病院」のシーンを見ると何となく現代社会にも置き換えられる「自由と抑制」が皮肉たっぷりに描かれていて、イロイロ考える前にシュヴァンクマイエル監督の世界を楽しんだという感じ。
なのでストーリー的には分かりやすい内容になっていたと思います。
しかし、その独特の映像と表現方法がシュヴァンクマイエル風。

いつも出てくる動き回る「舌」やらお肉や(肉のダンス!)目玉のカットを織り込み、あちこちでクスクス笑える皮肉もあって非常に面白いのですが(私の隣に座ってた男性も結構受けてました 笑)私的には最後スーパーの中での(ちょいネタバレ) パック詰めになってる肉が苦しげに呼吸している カットが一番良くて思わずニヤリ。としてしまいました。
『真の自由とは?』
なるほど。ホラーと言えばホラー。
(でも私は『オテサーネク』の方が怖いけど 笑)

「この作品に芸術性を求めてはいけない。」って芸術家から言われてもね・・
何だか観る側が試されてるような感じです。
モン基地が言ってるように、芸術家としても非常に人気のある監督という事もあってか(またコチラでは上映の機会があまり無いせいか)思っていた以上・・1/3・・1/4位は観客も入ってたかな?
・・・まぁ・・・非常に観客を選ぶ作品には違いないですけど・・。

この作品で美術・衣装も担当された監督の奥様エヴァ・シュヴァンクマイエロヴァーさんが2005年の10月に逝去されたのですね。ずっと芸術活動をご一緒に続けてらしたから、監督のご心中察します。
私は観なかったのですが、モン基地が観に行った「2006年チェコアニメ映画際」では「ある粉屋の話」で美術を担当されていました。
(モン基地は違うプログラムを観たらしいのですけど)
奥様のご冥福をお祈り致します。
| モン基地の母 | 映画(ら行) | comments(0) | trackbacks(0) |
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