Cat Tail * cinema

モン母が見た映画のご紹介、我が家の猫・フェレットの写真など♪
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Cat Tail * cinema 2007年映画ベスト10♪
年末恒例となっている映画ベスト10
毎年「バタバタで云々・・ギリギリになって云々・・」と同じ事を書いてましたが、2007年はモン基地にPC占領された上に病院やら掃除やら買い物で忙しくとうとう年内には間に合わず、お正月休み中もなかなかランキングをまとめられずに遅くなってしまいました。

2007年は諸事情の為に2006年よりもさらに少ない劇場鑑賞となりました。
洋画が23本、邦画が15本。DVDとスカパーで観たものを合わせても70本いくかいかないか?位なのですが、ベスト10に絞るとなると結構悩みます。
予算の関係でどうしても劇場で観たい作品を絞って鑑賞しているせいかもですね。
今年も結構大変かなーとは思いますが、劇場で素敵な作品に沢山出会えたら良いなと思っています。
それでは2007年のベスト10を・・・


*タイトルから記事に行けます。
★ 洋画部門 ★

1位 『インランド・エンパイア』      『うつせみ』
デイヴィッド・リンチ インスタレーション/インランド・エンパイア+リンチ1 (初回限定生産)   うつせみ
『パンズ・ラビリンス』
パンズ・ラビリンス(ノベライズ)
2007年の1位には初めてアメリカ・韓国・スペイン/メキシコ・の3作品を選びました。*「うつせみ」はコチラで劇場上映が無かったので昨年CSでの鑑賞
同時期に観て私の心をぎゅうっ!と鷲づかみにした3作品。
『うつせみ』はまだレビューも書いておりませんが(汗)
鑑賞後ふと私の宝物「星の時計のLiddell(リデル)」に出てくる荘子の『胡蝶の夢』を思い出し『インランド・エンパイア』のニッキーも、『パンズ・ラビリンス』のオフェリアも、『うつせみ』のテソクも「ちょうちょ」になっちゃったお話なのか。と思ったのです。
*『胡蝶の夢』 胡蝶になった夢を見て目覚めた荘子が、ふと今の自分はもしかしたらあの胡蝶が見ている夢で、現実は胡蝶で、胡蝶の見ている夢の中でこうして人間の姿をしているのではないか。というお話。
果たして自分は現実の女優ニッキー・グレースなのか?それとも自身の演じている映画の世界なのか?それともロスト・ガールの見ている世界なのか?いくつかの世界がパラレルワールド的に存在し、時間軸が交錯していくインランド・エンパイア。
現実とファンタジーが同じようにパラレルワールドに存在し、鏡のようになっているパンズ・ラビリンス。ギレルモ・デル・トロ監督曰く、現実世界の方がある意味ファンタジーのようで、ファンタジーの方が現実世界よりも現実らしい。ビダル大尉という“怪物”から逃れ、牧神パンが誘う向こう側の世界―モアナ姫に戻るオフェリア。
『うつせみ』のエンド・クレジットでキム・ギドク監督は問いかける。
私たちが住んでいるこの世が―
夢なのか現実なのか 誰にも分からない―
こちら(現実)側から一線を越えた“向こう側”の世界で愛し合うテソクとソナ。
それぞれの監督の描き方にすっかり心を奪われ、初めての事でしたがこの3作品を堂々の1位とさせて頂きました。
・・・きっと私もアチラ側へ行きたいのかも?(爆)

*『星の時計のLiddell』1〜3巻
コチラは1〜3巻まで出版されているのですが、今は絶版となっているようです。
素晴らしい作品なので非常に残念。
「幽霊―ちょうちょ」になった男の話。
ちなみに私は初版で3冊大事に持ってます♪
『草迷宮・草空間』もオススメ。この作品の後
内田氏は活動を休止されたようですが・・残念。


星の時計のLiddell (1)
内田 善美

さて、1位が大変長い説明となってしまいました(汗)
2位 『善き人のためのソナタ』
善き人のためのソナタ スタンダード・エディション
綿密な取材とリサーチに4年もかけて東ベルリンの監視体制を描いたドナースマルク監督の脚本とウルリッヒ・ミューエの演技が素晴らしい作品。
ラストで見せるヴィースラーの表情に心を揺さぶられました。

3位 『麦の穂をゆらす風』
麦の穂をゆらす風 プレミアム・エディション
2006年カンヌ映画祭パルムドール受賞作品。
アイルランドの内戦に翻弄される人々・兄弟の悲しい運命。
2,3位の過去の歴史的事実をテーマにしたこの2作品。
スクリーンを通して描かれる真実、訴える力の大きさに圧倒された作品でした。

4位 『ボルベール』
ボルベール<帰郷> コレクターズ・エディション
アルモドバル監督の描く「女性」の生き様、その逞しさ強さに圧倒されっぱなし。
とにかくペネロペ・クルスが美しい!

5位 『恋愛睡眠のすすめ』
恋愛睡眠のすすめ スペシャル・エディション
全てがたまらなく可愛らしくミシェル・ゴンドリー監督ワールド満喫できた作品。
ままならない現実から離れて夢の中に救いを求め、次第に夢か現実の境界線が分からなくなってしまう・・不器用な主人公のステファンを演じたガエル君が良かった♪

6位 『リトル・ミス・サンシャイン』
リトル・ミス・サンシャイン
様々な問題を抱えた家族が長女オリーブのミスコン出場の為に開催地までオンボロミニバンで旅するロードムービーですが、様々な出来事の中で自身の思いをぶつけ合い、そして互いを思いやり愛する気持ちがあれば心の“勝ち組”なのだ!と元気が出る素敵な映画。

7位 『キンキーブーツ』
キンキーブーツ
これは2007年のオープニングを飾った作品。
実話ベースで独特のUKカラー満載。
今までの行き方にズレを感じていたチャーリーとドラッグクイーンのローラが自分らしく生きる為に奮闘する姿をハートフルに描いた作品。
ラストのステージがとにかく素敵!

8位 『それでも生きる子供たちへ』   『パリ、ジュテーム』
それでも生きる子供たちへ         パリ、ジュテーム プレミアム・エディション
8位にはどちらも各国の監督が同じ思いを持って作り上げたオムニバス・ドラマの両作品にしてみました。
『それでも生きる子供たちへ』はルワンダ、セルビア・モンテネグロ、アメリカ、ブラジル、イギリス、イタリア、中国と7カ国それぞれ違う国を舞台に各国の状況下で過酷な生活環境の中においても、その生き抜く力強い子供たちの生命力、無垢な瞳に心打たれた作品でした。
『パリ、ジュテーム』はパリの街をテーマに全18編からなる5分の小さな愛のショート・ストーリー。
たった5分にそれぞれの監督色豊かに綴られている物語。構成、編修の上手さといい観終わった後に余韻の残る素敵な作品でした。

9位 『ブラッド・ダイヤモンド』
ブラッド・ダイヤモンド 特別版(2枚組)
試写会で観たのですが、多少エンターテインメント色が強い感じもしましたけど不法採掘され武器輸入などの資金源となるダイヤ、内戦に苦しむ人々を扱った社会派の骨太な内容。
様々な思惑の中で必死に愛する家族を取り戻す為に奮闘するソロモンを演じたジャイモン・フンスーやレオナルド・ディカプリオも良かったです。

10位 『エコール』      『ルナシー』
エコール   ヤン・シュヴァンクマイエル「ルナシー」
10位にはちょっと作家性の高い「五感」で感じるタイプの2作品(笑)
『エコール』は静謐で不思議な雰囲気の作品。深い森の緑と光に反射する白い少女達の制服が印象的。
『ルナシー』モン基地の大好きなシュヴァンクマイエル監督作品。実は初めて劇場で観た監督作品でもあります。ラストカットがお気に入り。

番外編としては2007年の最後に観た『カンナさん大成功です!』もなかなか楽しかったし、劇場では観れなくてDVD鑑賞だった『銀河ヒッチハイク・ガイド』とかかなりお気に入り♪
DVD,CS鑑賞となった『ふたりの5つの分かれ路』『ブロークン・フラワーズ』『マッチポイント』『ヴィラ・ドレイク』『プルーフ・オブ・マイ・ライフ』やなどもトップ10内に入れたい作品でした。



★ 邦画部門 ★

1位 『殯(もがり)の森』
THE MOURNING FOREST
皆様の記憶にも新しい第60回カンヌ国際映画祭コンペティション部門 「グランプリ」受賞作。
聖域のような深い森の中で愛する者の死と向き合い自分の中でその死を感受し、昇華させていく「しげき」と「真千子」を捉えた美しい映像に心打たれた作品。

2位 『サッド ヴァケイション』
Sad Vacation
「Helpless」「EUREKA ユリイカ」に続く“北九州サーガ”の集大成となる作品。
健次やユリ、秋彦と茂雄そして梢と久しぶりにスクリーンで再会する事が出来ただけでもう感激★
石田えりさん演じた健次の母っぷりが凄まじい。
上映初日に青山監督とトークショーでお会い出来たのも嬉しかった♪

と、ここまでしか邦画はランクつけられないかもです。(えっ?)
2007年は劇場で観た本数も少なかったけれど心に響く作品も少なかった(涙)
あえて・・もしもランクに入れるとすれば・・・

『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』
東京タワー オカンとボクと、時々、オトン(2枚組)
TVドラマでも放送されていましたが、私的にはコチラ映画版のオダジョーのボク(マー君)と樹木希林さんのオカン、そして実の娘さんである内田也哉子さんが演じた若かりし頃のオカンがとっても好印象。

『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』
腑抜けども、悲しみの愛を見せろ
それ程期待はしてなかったのですが、呪みちるさんの絵と永瀬正敏さんの生気の無い目、永作博美さんの怪演が面白かったです。

『蟲師』
蟲師 (通常版)
原作には到底及びませんけど、充分原作の雰囲気は表現されていたと思います。オダジョーのギンコもまずまず。

『スキヤキ・ウェスタン・ジャンゴ』
SUKIYAKI WESTERN ジャンゴ スペシャル・コレクターズ・エディション
伊藤英明クンはあまり・・・なのですけど(ファンの方すみません)こういう感じの作品は結構好きなので(笑)
タラちゃんと桃井さんの絡みがツボでした♪
香川照之さん・・ちょっと怖い(爆)

『めがね』
めがね
「かもめ食堂」の後ですからね・・
結果的には大人のおとぎ話風で楽しめましたけど。メルシー体操覚えたい・・

『ALWAYS 続3丁目の夕日』
ALWAYS続・三丁目の夕日
ま、期待を裏切らない、老若男女誰でもOKな作品。
前作同様、当時を再現した東京の風景は凄かった!

『狼少女』
狼少女
コチラでは劇場公開の無かった作品。発展途上・ベタな感じではありますが、思いの他ホロリと良かったです。

『オリヲン座からの招待状』
オリオン座からの招待状
試写会で観た作品。やっぱ宮沢りえちゃんと加瀬亮君が良かった。

あとは劇場で観れなかった『いつか読書する日』とか印象に残っていますけど・・
ベスト10にまとめるのもどんぐりの背比べ状態で面倒臭くなってランク付けはやめちゃいました。
今年は是枝監督の新作「歩いても 歩いても」もあるし(コチラで上映あるか分かんないけど)もっと邦画で心に響く作品が劇場で観れたら良いなと思います。
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pico (2008/01/08 12:58 AM)
モン母さま、こんばんは!
お待ちしておりました。
といいつつ、夕方頃きたのですが、「歩けども歩けども」のサイトにいって戻ってこれなくなった薄情もんの私をどうかお赦しくださいませ。

そして、わ〜〜〜い!!!
インラ〜ン♪(←そこで、止めるなー笑)
内田 善美さん、私も好きでした。
草迷宮、好き好きーーーー(壊)
星の時計は、読んでるかもしれないのですが、ちょっと思い出せないです。うぅっ。
「それでも生きる子供たち」「ブラッドダイヤモンド」は未見なので、しっかりチェックしました。

昨年は、モン母さまのご案内で、サッドヴァケイションやプルートで朝食を、などに出会えました。
感謝感謝です。今年も頼りにしてますので、どうぞどうぞよろしくお願いいたします!

ああ、そして、「歩いても歩いても」
きゃぁあああああ。全壊です。どきどき。
pico (2008/01/08 1:02 AM)
はっ。
インランドと歩いてもで興奮して、うつせみが吹っ飛んでいるし、歩けども歩けども、になってますね。
よれよれで、すみません。重ね重ねの無礼、どうかお赦しを〜。(懇願)

「うつせみ」も見ていないので、是非、観なくては!!!
モン基地の母 (2008/01/08 10:57 AM)
☆ picoちゃん
歩けども・・気がつかなかった(爆)
「しゃべれども〜」みたいですよね(笑)
コチラで上映があると良いのですが・・まだオフィシャルサイトもこれからのようですのでもうちょっと我慢ですね。

さすが、picoちゃん。内田さんご存知でしたね!
この記事をエントリーするにあたって調べてみたら『草迷宮・草空間』後に漫画家をお辞めになられたみたいでショックです。
「インラン〜(笑)」「パンズ」「うつせみ」と同時期に観た作品とあまりにも世界観が「星の時計〜」と似ていたので思わず3作品まとめて1位にしちゃいました。

ブラッド〜は「ホテル・ルワンダ」みたいな品格は感じられないものの、結構重厚な社会派サスペンスで良かったです。
「うつせみ」は好き好きでしょうけど(笑)私はラストでぐぁ〜ん!とやられました。
是非ご覧になって感想聞きたいです〜って私はぐわぁん!とやられっぱなしでレビューも書いてませんが(笑)